AGEと自律神経の関係

「自律神経」という言葉は良く耳にされると思います。

私たちの体は、自律神経の働きにより、その時々の状況に応じて適切な行動が取れるよう巧みに調節されています。リラックスした時には、心臓の鼓動は緩やかになり、よだれが出やすい状況になりますが、一方で、緊張した状況下では、心臓は鋼のように高鳴り、のどは渇き、目は大きく見開かれます。
自律神経は、副交感神経と交感神経のバランスによりコントロールされていて、緊張した時に活性化されるのが、
後者、交感神経です。昔から、交感神経は、「闘争と逃走の神経」とも呼ばれ、戦うか逃げるかを瞬時に判断しなければならないような状況下で活性化される神経です。
精神的なストレス、睡眠不足、喫煙、低血糖、酸素不足などの環境に置かれると、この交感神経が活性化され、心臓病の危険性が高まることが知られています。
さらに、最近になり、交感神経が活性化されるとAGEの形成が促進したり、AGEの鍵穴である受容体RAGE(レイジ)の数が増えたりして、炎症が引き起こされ、様々な病気の引き金になることも報告されています。
以前に我々は、精神的なストレスや睡眠不足の人で、皮膚におけるAGEの蓄積が亢進していることを1万人以上の住民検診から明らかにしてきましたが、まさにこの現象に交感神経の活性化が関わっていたわけです。

ストレスを溜めないライフスタイルを確立するにはマインドフルネスが有効です。


 

自律神経のバランスを簡単に測定することができるデバイスが完成。

自律神経バランス測定器について、日本神経学会専門医であり、
AGE研究協会認定医の山下あきこ先生に聞きました。
詳しくはお問い合わせください。

2018-11-22 | Posted in 教えて!先生No Comments » 

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